シンポジウム4「産科麻酔と児の短期的・長期的アウトカム」 座長のまとめ

「はじめに」昨今, 硬膜外無痛分娩をはじめとする「産科麻酔」への関心が高まっています. 厚生労働省による令和2(2020)年度 医療施設(静態)調査では, 硬膜外無痛分娩の実施件数が報告事項に追加され, 無痛分娩は505施設(全分娩取り扱い施設の26%)で実施され, その実施率は全分娩の8.6%であったと報告されました. 今回, シンポジウム4では「産科麻酔と児の短期的・長期的アウトカム」というテーマで, 4人の先生から多角的な目線でお話しいただきました. 今回のシンポジウムでの内容が, 周産期医療を担う参加者の皆さまをはじめ, 今後の産科麻酔の発展, 安全な周産期医療提供体制の構築に寄与でき...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本周産期・新生児医学会雑誌 2024-04, Vol.59 (4), p.518-518
Hauptverfasser: 田中基, 服部響子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」昨今, 硬膜外無痛分娩をはじめとする「産科麻酔」への関心が高まっています. 厚生労働省による令和2(2020)年度 医療施設(静態)調査では, 硬膜外無痛分娩の実施件数が報告事項に追加され, 無痛分娩は505施設(全分娩取り扱い施設の26%)で実施され, その実施率は全分娩の8.6%であったと報告されました. 今回, シンポジウム4では「産科麻酔と児の短期的・長期的アウトカム」というテーマで, 4人の先生から多角的な目線でお話しいただきました. 今回のシンポジウムでの内容が, 周産期医療を担う参加者の皆さまをはじめ, 今後の産科麻酔の発展, 安全な周産期医療提供体制の構築に寄与できれば幸いです.
ISSN:1348-964X