CDEJ資格を有する診療所の看護師が行う糖尿病患者教育の特徴

本研究は,日本糖尿病療養指導士(Certified Diabetes Educator of Japan:以下,CDEJと略す)資格を有する診療所の看護師が行う2型糖尿病患者への患者教育の特徴を明らかにすることを目的に,CDEJ資格を有する診療所の看護師7名に対し半構成的面接法を用いて調査した.CDEJ資格を有する診療所の看護師が行う2型糖尿病患者への患者教育の特徴として【診療の合間の時間で教育を実践する】【患者一人一人に合わせた関わりをする】【患者の主体的な行動を支える関わりをする】の3つのコアカテゴリーが抽出された.看護師は診療の合間をぬった教育でありながらも,患者一人一人の生活背景をアセ...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本糖尿病教育・看護学会誌 2024/03/31, Vol.28(1), pp.1-8
Hauptverfasser: 林 友子, 平澤 則子, 川野 英子, 高林 知佳子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:本研究は,日本糖尿病療養指導士(Certified Diabetes Educator of Japan:以下,CDEJと略す)資格を有する診療所の看護師が行う2型糖尿病患者への患者教育の特徴を明らかにすることを目的に,CDEJ資格を有する診療所の看護師7名に対し半構成的面接法を用いて調査した.CDEJ資格を有する診療所の看護師が行う2型糖尿病患者への患者教育の特徴として【診療の合間の時間で教育を実践する】【患者一人一人に合わせた関わりをする】【患者の主体的な行動を支える関わりをする】の3つのコアカテゴリーが抽出された.看護師は診療の合間をぬった教育でありながらも,患者一人一人の生活背景をアセスメントし,より効果的な患者教育を考え実践していた.さらに,患者の主体性を重視し自己決定を促しつつ,受診中断させないことを意図して関わっていた.
ISSN:1342-8497
2432-3713
DOI:10.24616/jaden.28.1_1