ワイルドライフイメージング研究会 自動撮影カメラをツールとした熱帯アジアの哺乳類研究
今回はじめての開催となるワイルドライフイメージング研究会では次のような趣旨で自由集会を企画した. 自動撮影法の極意とは何か. 本研究会はそれを議論する場を提供する. みなさんは自動撮影カメラを使用して野生動物の写真を撮ったことがあるだろう. どのような機材を選ぶべきか, カメラの設定や設置, 配置を如何にすべきか, 誘引のために餌やルアーを使うべきか使わざるべきか等から始まって, みなさんは, 自身の調査を効率的に遂行するために編み出したさまざまな技術をもっているだろう. さらに, 得られた写真からどのような情報を引き出し, どのように解釈し, どのような結論を導いたか, そして研究成果をどの...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 哺乳類科学 2008, Vol.48(1), pp.203-204 |
---|---|
Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 今回はじめての開催となるワイルドライフイメージング研究会では次のような趣旨で自由集会を企画した. 自動撮影法の極意とは何か. 本研究会はそれを議論する場を提供する. みなさんは自動撮影カメラを使用して野生動物の写真を撮ったことがあるだろう. どのような機材を選ぶべきか, カメラの設定や設置, 配置を如何にすべきか, 誘引のために餌やルアーを使うべきか使わざるべきか等から始まって, みなさんは, 自身の調査を効率的に遂行するために編み出したさまざまな技術をもっているだろう. さらに, 得られた写真からどのような情報を引き出し, どのように解釈し, どのような結論を導いたか, そして研究成果をどのように応用と結びつけたかという実例を数多く知ることは, みなさんの調査能力を大きく高めるだろう. すべての方法論は標準化(Standardization)と改良(Improvement)の間でゆれながら螺旋状に進歩する. 本会設立の目的は, 自動撮影に関する今はまだ隠されている多くの技術と実例を持ち寄り, 議論し, 止揚することにある. |
---|---|
ISSN: | 0385-437X 1881-526X |
DOI: | 10.11238/mammalianscience.48.203 |