原因不明の良性十二指腸狭窄に内視鏡的バルーン拡張術が奏功した1例
「はじめに」内視鏡的バルーン拡張術は良性十二指腸狭窄に対する治療の一つである. 今回我々は原因不明の経口摂取不能な良性十二指腸狭窄に対して内視鏡的バルーン拡張術が奏功し, 食事摂取が可能となった1例を経験したため報告する. 「症例」症例: 80歳代女性 主訴: 食事摂取困難, 体重減少 既往歴: 関節リウマチ, 大動脈弁狭窄症, 完全房室ブロック, 慢性腎臓病, 甲状腺機能低下症 家族歴: 特記事項なし 常用薬: プレドニゾロン錠, レボチロキシン錠, サラゾスルファピリジン錠, フロセミド錠, スピロノラクトン錠, ランソプラゾール錠, トラマドール/アセトアミノフェン配合錠 NSAIDsの...
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Veröffentlicht in: | Progress of Digestive Endoscopy 2023/12/22, Vol.103(1), pp.92-94 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「はじめに」内視鏡的バルーン拡張術は良性十二指腸狭窄に対する治療の一つである. 今回我々は原因不明の経口摂取不能な良性十二指腸狭窄に対して内視鏡的バルーン拡張術が奏功し, 食事摂取が可能となった1例を経験したため報告する. 「症例」症例: 80歳代女性 主訴: 食事摂取困難, 体重減少 既往歴: 関節リウマチ, 大動脈弁狭窄症, 完全房室ブロック, 慢性腎臓病, 甲状腺機能低下症 家族歴: 特記事項なし 常用薬: プレドニゾロン錠, レボチロキシン錠, サラゾスルファピリジン錠, フロセミド錠, スピロノラクトン錠, ランソプラゾール錠, トラマドール/アセトアミノフェン配合錠 NSAIDsの使用は貼付剤を含めてなし 現病歴: 2021年2月に前医で施行した上部消化管内視鏡検査で十二指腸下行部に輪状潰瘍を指摘された. |
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ISSN: | 1348-9844 2187-4999 |
DOI: | 10.11641/pde.103.1_92 |