EUS-guided rendezvous techniqueが有用であった胆管空腸吻合部狭窄の1例
「症例」患者: 55歳, 男性. 主訴: 発熱. 現病歴: アルコール性慢性膵炎に伴う再発性胆管炎に対し亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した. 術後5年, 発熱を主訴に当院を受診し胆管空腸吻合部狭窄に伴う多発肝内結石および急性胆管炎と診断され, 入院した. 既往歴: アルコール性慢性膵炎, 2型糖尿病. 生活歴: 喫煙20本/日, 飲酒5合/日. 現症: 身長174cm, 体重69Kg, 体温37.2℃, 血圧120/58mmHg, 脈拍66回/分, 身体所見に異常は認められなかった. 血液検査所見: WBC 10,200/μL, PLT 14.6/μL, T.Bil 6.4mg/dL, D...
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Veröffentlicht in: | Progress of Digestive Endoscopy 2023/06/30, Vol.102(1), pp.127-130 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「症例」患者: 55歳, 男性. 主訴: 発熱. 現病歴: アルコール性慢性膵炎に伴う再発性胆管炎に対し亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した. 術後5年, 発熱を主訴に当院を受診し胆管空腸吻合部狭窄に伴う多発肝内結石および急性胆管炎と診断され, 入院した. 既往歴: アルコール性慢性膵炎, 2型糖尿病. 生活歴: 喫煙20本/日, 飲酒5合/日. 現症: 身長174cm, 体重69Kg, 体温37.2℃, 血圧120/58mmHg, 脈拍66回/分, 身体所見に異常は認められなかった. 血液検査所見: WBC 10,200/μL, PLT 14.6/μL, T.Bil 6.4mg/dL, D.Bil 4.9mg/dL, AST 56U/L, ALT 43U/L, ALP 1,002U/L, γGTP 1,215U/L, CRP 8.08mg/dLと急性胆管炎として矛盾しない所見を認めた. |
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ISSN: | 1348-9844 2187-4999 |
DOI: | 10.11641/pde.102.1_127 |