回腸憩室炎に合併した回腸憩室出血を内視鏡的に止血した1例
「症例」症例:83歳, 男性. 主訴:血便, 発熱, ふらつき. 既往歴:虫垂炎, 胃GIST術後, 高血圧症, 結腸憩室炎, 頻脈性不整脈(詳細不明), 気管支喘息, 不安神経症. 常用薬:常用薬はない. 生活歴:(飲酒)機会飲酒のみ. (喫煙)20~40本×30年間, 現在は禁煙, 現病歴:血便のため前医を受診し, 痔出血と診断されて経過観察となった. 5日後に再度血便を認め, ふらつきと37.5度の発熱を伴ったため精査加療目的に当科紹介となった. 初診時現症:血圧113/87mmHg, 脈拍108回/分, 体温37.6℃, 呼吸数20回/分, SpO2 96%(room air). 眼瞼...
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Veröffentlicht in: | Progress of Digestive Endoscopy 2021/12/03, Vol.99(1), pp.105-107 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Zusammenfassung: | 「症例」症例:83歳, 男性. 主訴:血便, 発熱, ふらつき. 既往歴:虫垂炎, 胃GIST術後, 高血圧症, 結腸憩室炎, 頻脈性不整脈(詳細不明), 気管支喘息, 不安神経症. 常用薬:常用薬はない. 生活歴:(飲酒)機会飲酒のみ. (喫煙)20~40本×30年間, 現在は禁煙, 現病歴:血便のため前医を受診し, 痔出血と診断されて経過観察となった. 5日後に再度血便を認め, ふらつきと37.5度の発熱を伴ったため精査加療目的に当科紹介となった. 初診時現症:血圧113/87mmHg, 脈拍108回/分, 体温37.6℃, 呼吸数20回/分, SpO2 96%(room air). 眼瞼結膜は蒼白. 腹部正中に手術瘢痕あり, 平坦軟, 右下腹部を中心に圧痛あり, tapping pain陽性. 反跳痛はない. 直腸診で鮮血便の付着あり. |
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ISSN: | 1348-9844 2187-4999 |
DOI: | 10.11641/pde.99.1_105 |