10年以上形態が変化しなかった粘膜下腫瘍様胃癌の一例

「I. はじめに」粘膜下腫瘍様形態を呈する胃癌は, 1%程度と報告されている. 粘膜下腫瘍と診断してフォローアップをしていた所, 10年以上経過して形態が変化した胃粘膜下腫瘍様胃癌の1例を経験したので報告する. 「II. 症例」症例: 66歳男性 主訴: 内視鏡所見の変化 現病歴: 10年以上前から他院で, 上部消化管内視鏡検査において胃体上部大弯に胃粘膜下腫瘍を指摘されていたが, 形態と大きさが変化せず経過観察となっていた. 受診1年前の内視鏡検査所見も同様であったが, 受診直前の内視鏡検査において3型進行胃癌様へと形態が変化していたため, 紹介となった....

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Veröffentlicht in:Progress of Digestive Endoscopy 2020/06/26, Vol.96(1), pp.107-108
Hauptverfasser: 稲熊, 岳, 西, 知彦, 角田, 潤哉, 関, 博章, 安井, 信隆, 坂田, 道生, 嶋田, 昌彦, 松本, 秀年
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「I. はじめに」粘膜下腫瘍様形態を呈する胃癌は, 1%程度と報告されている. 粘膜下腫瘍と診断してフォローアップをしていた所, 10年以上経過して形態が変化した胃粘膜下腫瘍様胃癌の1例を経験したので報告する. 「II. 症例」症例: 66歳男性 主訴: 内視鏡所見の変化 現病歴: 10年以上前から他院で, 上部消化管内視鏡検査において胃体上部大弯に胃粘膜下腫瘍を指摘されていたが, 形態と大きさが変化せず経過観察となっていた. 受診1年前の内視鏡検査所見も同様であったが, 受診直前の内視鏡検査において3型進行胃癌様へと形態が変化していたため, 紹介となった.
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.96.1_107