Endocytoscopyで診断しえたアメーバ性大腸炎の一例
「症例」患者:38歳, 男性. 主訴:便潜血陽性. 現病歴:半年前から発熱, 下痢, 粘血便を自覚し, A病院を受診した. 大腸内視鏡を施行され, 直腸に多発するびらんを指摘された. 抗菌薬の投薬により症状は一旦軽快した. しかし, 1ヵ月前から右下腹部痛が出現し, B病院を受診した. 再度抗菌薬の投与により症状は軽快したが, 便潜血陽性のため精査目的で当院外来紹介受診となった. 既往歴, アレルギー, 海外渡航歴, 同性愛歴, 家族歴, 常用薬など特記事項はなかった. 入院時現症:身長176cm, 体重70kg, 体温36.3度, 血圧135/94mmHg, 脈拍96/分. 眼瞼結膜に貧血な...
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Veröffentlicht in: | Progress of Digestive Endoscopy 2019/12/20, Vol.95(1), pp.104-106 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「症例」患者:38歳, 男性. 主訴:便潜血陽性. 現病歴:半年前から発熱, 下痢, 粘血便を自覚し, A病院を受診した. 大腸内視鏡を施行され, 直腸に多発するびらんを指摘された. 抗菌薬の投薬により症状は一旦軽快した. しかし, 1ヵ月前から右下腹部痛が出現し, B病院を受診した. 再度抗菌薬の投与により症状は軽快したが, 便潜血陽性のため精査目的で当院外来紹介受診となった. 既往歴, アレルギー, 海外渡航歴, 同性愛歴, 家族歴, 常用薬など特記事項はなかった. 入院時現症:身長176cm, 体重70kg, 体温36.3度, 血圧135/94mmHg, 脈拍96/分. 眼瞼結膜に貧血なし, 眼球結膜に黄染なし, 頚部リンパ節触知せず. 呼吸音:清, 心雑音:なし. 腹部所見に異常はなかった. 下腿浮腫なし. |
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ISSN: | 1348-9844 2187-4999 |
DOI: | 10.11641/pde.95.1_104 |