小腸カプセル内視鏡が有効だった2隻寄生の日本海裂頭条虫症の1例

「はじめに」2012年に小腸カプセル内視鏡検査の保険適応は小腸疾患全体に拡大した. 寄生虫症診療において, 小腸カプセル内視鏡検査は有用性が期待されている. 今回, 小腸カプセル内視鏡検査が有効だった2隻寄生の日本海裂頭条虫症を経験したので報告する. 「症例」患者:76歳, 男性. 主訴:排便時の異物排泄. 既往歴:逆流性食道炎, 慢性腎臓病, 前立腺肥大症. 常用薬:ラベプラゾール20mg/日, レバミピド300mg/日. 現病歴:2014年10月に知人が釣った生魚を食べた....

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Veröffentlicht in:Progress of Digestive Endoscopy 2016/12/16, Vol.89(1), pp.116-117
Hauptverfasser: 葛西, 豊高, 川辺, 晃一, 村松, 誠司, 宮原, 庸介, 福田, 裕昭, 江藤, 宏幸, 石川, 文彦, 新田, 宙, 藤田, 昌久, 釜田, 茂幸, 山田, 千寿, 伊藤, 博
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」2012年に小腸カプセル内視鏡検査の保険適応は小腸疾患全体に拡大した. 寄生虫症診療において, 小腸カプセル内視鏡検査は有用性が期待されている. 今回, 小腸カプセル内視鏡検査が有効だった2隻寄生の日本海裂頭条虫症を経験したので報告する. 「症例」患者:76歳, 男性. 主訴:排便時の異物排泄. 既往歴:逆流性食道炎, 慢性腎臓病, 前立腺肥大症. 常用薬:ラベプラゾール20mg/日, レバミピド300mg/日. 現病歴:2014年10月に知人が釣った生魚を食べた.
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.89.1_116