34. 内視鏡的切除を行った十二指腸Peutz-Jeghers型ポリープの1例
「症例」患者: 67歳, 女性. 主訴: 特になし. 現病歴: 2010年10月, 総胆管結石症に対し, 内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査施行時に, 十二指腸下行脚主乳頭対側に1.5cm大の有茎性ポリープを認めた. 生検では悪性所見なく, 経過観察となった. 2012年7月, 上部消化管内視鏡検査では, ポリープは3.5cm大に増大しており, 内視鏡治療目的に入院となった. 既往歴: 肝細胞癌術後, 肝硬変, 2型糖尿病, 総胆管結石. 家族歴: Peutz-Jeghers症候群の家族歴なし. 嗜好歴: 喫煙歴・飲酒歴ともなし. 入院時現症: 眼瞼結膜貧血なし. 皮膚・口腔粘膜に色素斑を認めず....
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Veröffentlicht in: | Progress of Digestive Endoscopy(2001年から) 2014-06, Vol.84 (1), p.118-120 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「症例」患者: 67歳, 女性. 主訴: 特になし. 現病歴: 2010年10月, 総胆管結石症に対し, 内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査施行時に, 十二指腸下行脚主乳頭対側に1.5cm大の有茎性ポリープを認めた. 生検では悪性所見なく, 経過観察となった. 2012年7月, 上部消化管内視鏡検査では, ポリープは3.5cm大に増大しており, 内視鏡治療目的に入院となった. 既往歴: 肝細胞癌術後, 肝硬変, 2型糖尿病, 総胆管結石. 家族歴: Peutz-Jeghers症候群の家族歴なし. 嗜好歴: 喫煙歴・飲酒歴ともなし. 入院時現症: 眼瞼結膜貧血なし. 皮膚・口腔粘膜に色素斑を認めず. 入院時血液検査所見: Hb 11.1g/dl, MCV 86fl(初診時から貧血の進行なし). 上部消化管内視鏡検査: 十二指腸下行部主乳頭対側に約3.5cm大の長いstalkを有する有茎性ポリープを認めた. |
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ISSN: | 1348-9844 |