20. 部分的脾動脈塞栓術が著効した左側門脈圧亢進症性胃静脈瘤出血の1例
「症例」患者: 70歳代, 男性. 主訴: 血便, 貧血. 現病歴: 2012年7月に血便を認め近医に入院した. 上部, 下部消化管内視鏡検査を施行するが出血源は不明であった. 腹部造影CTでは膵頭部腫大を指摘され精査加療目的で当科入院した. 既往歴: 胃癌(1997年遠位側胃切除後B-I再建), 前立腺肥大. 家族歴: 兄 胃癌, 父 胃潰瘍, 祖母 胃癌. 飲酒歴: 焼酎1杯/日×50年, 喫煙歴: 20本/日×50年. 身体所見: 意識清明. 身長158cm, 体重40.4kg, 体温36.8℃, 血圧110/80mmHg, 脈拍66回/分・整, 眼瞼結膜貧血あり, 眼球強膜黄染なし....
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Veröffentlicht in: | Progress of Digestive Endoscopy(2001年から) 2014-06, Vol.84 (1), p.90-92 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「症例」患者: 70歳代, 男性. 主訴: 血便, 貧血. 現病歴: 2012年7月に血便を認め近医に入院した. 上部, 下部消化管内視鏡検査を施行するが出血源は不明であった. 腹部造影CTでは膵頭部腫大を指摘され精査加療目的で当科入院した. 既往歴: 胃癌(1997年遠位側胃切除後B-I再建), 前立腺肥大. 家族歴: 兄 胃癌, 父 胃潰瘍, 祖母 胃癌. 飲酒歴: 焼酎1杯/日×50年, 喫煙歴: 20本/日×50年. 身体所見: 意識清明. 身長158cm, 体重40.4kg, 体温36.8℃, 血圧110/80mmHg, 脈拍66回/分・整, 眼瞼結膜貧血あり, 眼球強膜黄染なし. 胸部異常所見なし. 腹部正中に手術痕あり, 圧痛なし, 肝脾触知せず. 血液検査所見: 軽度の肝障害と胆道系酵素の上昇, 貧血, 血小板減少を認めた. CA19-9の上昇を認めた. |
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ISSN: | 1348-9844 |