膵頭部癌に合併した十二指腸静脈瘤破裂に内視鏡的クリップ治療が有効であった1例

症例は膵癌stage Ⅳの診断より化学療法を継続加療中の57歳男性。2007年1月に下血にて来院。出血性十二指腸静脈瘤を認めたが手術適応なく内視鏡的クリップ止血術を施行した。現在,治療開始から9カ月,経過良好で外来通院中。以前に我々は肝硬変に合併した十二指腸静脈瘤破裂の内視鏡治療を報告した。今回の症例は膵頭部癌に合併した十二指腸静脈瘤破裂例であったが内視鏡的クリップ治療が有効であった。...

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Veröffentlicht in:Progress of Digestive Endoscopy 2007/11/20, Vol.71(2), pp.86-87
Hauptverfasser: 高橋, 良太, 渡辺, 一宏, 山本, 恵介, 尾股, 佑, 高田, 朱弥, 松田, 梨恵, 小池, 幸宏, 松川, 滋夫, 川瀬, 建夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は膵癌stage Ⅳの診断より化学療法を継続加療中の57歳男性。2007年1月に下血にて来院。出血性十二指腸静脈瘤を認めたが手術適応なく内視鏡的クリップ止血術を施行した。現在,治療開始から9カ月,経過良好で外来通院中。以前に我々は肝硬変に合併した十二指腸静脈瘤破裂の内視鏡治療を報告した。今回の症例は膵頭部癌に合併した十二指腸静脈瘤破裂例であったが内視鏡的クリップ治療が有効であった。
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.71.2_86