臨床的に胃梅毒と診断した1例

症例は62歳,男性。2006年8月末より食欲不振,嘔気あり。9月11日近医受診し,上部消化管内視鏡検査施行した。胃角部から体部にかけて広範な病変認められ,胃癌が疑われたため,9月16日当院紹介となった。当院で行った上部消化管内視鏡検査所見および梅毒血清反応高値から臨床的に胃梅毒と診断した。ペニシリン内服を開始し,症状は速やかに改善。12月に行った内視鏡検査で所見の改善を認めた。...

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Veröffentlicht in:Progress of Digestive Endoscopy 2007/11/20, Vol.71(2), pp.66-67
Hauptverfasser: 藤崎, 聡, 藤崎, 順子, 岸原, 輝仁, 吉本, 和仁, 石山, 晃世志, 植木, 信江, 平澤, 俊明, 小川, 大志, 倉岡, 賢輔, 帯刀, 誠, 山本, 頼正, 土田, 知宏, 浦上, 尚之, 星野, 惠津夫, 五十嵐, 正広, 高橋, 寛
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は62歳,男性。2006年8月末より食欲不振,嘔気あり。9月11日近医受診し,上部消化管内視鏡検査施行した。胃角部から体部にかけて広範な病変認められ,胃癌が疑われたため,9月16日当院紹介となった。当院で行った上部消化管内視鏡検査所見および梅毒血清反応高値から臨床的に胃梅毒と診断した。ペニシリン内服を開始し,症状は速やかに改善。12月に行った内視鏡検査で所見の改善を認めた。
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.71.2_66