胃MALTリンパ腫除菌治療後に顕性化した早期胃癌の1例
症例は68歳,女性。胃がん検診で異常を指摘され,上部消化管内視鏡検査を施行したところ胃体上部小彎および胃体下部前壁から大彎にかけて小潰瘍を伴った顆粒状粘膜面を認め,胃MALTリンパ腫であった。除菌療法を施行後,MALTリンパ腫は消失していたが,体下部大彎後壁よりにびらんを伴う3cm大のⅡc様陥凹性病変を認め,生検の結果Adenocarcinomaであった。外科にて幽門側胃切除術を施行した。...
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Veröffentlicht in: | Progress of Digestive Endoscopy 2007/06/07, Vol.70(2), pp.86-87 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 症例は68歳,女性。胃がん検診で異常を指摘され,上部消化管内視鏡検査を施行したところ胃体上部小彎および胃体下部前壁から大彎にかけて小潰瘍を伴った顆粒状粘膜面を認め,胃MALTリンパ腫であった。除菌療法を施行後,MALTリンパ腫は消失していたが,体下部大彎後壁よりにびらんを伴う3cm大のⅡc様陥凹性病変を認め,生検の結果Adenocarcinomaであった。外科にて幽門側胃切除術を施行した。 |
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ISSN: | 1348-9844 2187-4999 |
DOI: | 10.11641/pde.70.2_86 |