表面潰瘍を有した直腸カルチノイドの2症例

腫瘍径10mm以下の表面潰瘍を有する直腸カルチノイド2例を経験した。症例1は生検1週間後に表面潰瘍を認めた例であり,症例2は自然経過の中で表面潰瘍が形成され,約1カ月後に線状瘢痕化した症例である。いずれもESMR-L法による内視鏡切除を行い,病理診断上当院における根治基準を満たしたため経過観察中である。表面潰瘍を有する直腸カルチノイドに対する治療法を考える上で,示唆に富む2症例と考え報告する。...

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Veröffentlicht in:Progress of Digestive Endoscopy 2005/11/25, Vol.67(2), pp.126-127
Hauptverfasser: 真下, 由美, 松田, 尚久, 斎藤, 豊, 浦岡, 俊夫, 池原, 久朝, 中屋, 照雄, 菊地, 剛, 斉藤, 大三
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:腫瘍径10mm以下の表面潰瘍を有する直腸カルチノイド2例を経験した。症例1は生検1週間後に表面潰瘍を認めた例であり,症例2は自然経過の中で表面潰瘍が形成され,約1カ月後に線状瘢痕化した症例である。いずれもESMR-L法による内視鏡切除を行い,病理診断上当院における根治基準を満たしたため経過観察中である。表面潰瘍を有する直腸カルチノイドに対する治療法を考える上で,示唆に富む2症例と考え報告する。
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.67.2_126