出血性胃潰瘍を契機に発見され,内視鏡的摘除が可能であった胃石の1例

出血性胃潰瘍を契機に発見され,内視鏡的摘除が可能であった胃石の1例を経験した。胃角の多発性潰瘍と同時に40mm大の胃石を認めたため,後日内視鏡的に砕石し完全摘除した。結石分析の結果,98%以上がタンニン酸であり柿胃石と診断した。胃石は潰瘍形成及び落下胃石による腸閉塞などの合併症があり,内視鏡的摘除は外科的治療に比べ低侵襲で有用な治療法と考えられた。...

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Veröffentlicht in:Progress of Digestive Endoscopy 2005/06/01, Vol.66(2), pp.66-67
Hauptverfasser: 坂木, 理, 小川, 正純, 石井, 成明, 粂川, 陽祐, 井廻, 道夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:出血性胃潰瘍を契機に発見され,内視鏡的摘除が可能であった胃石の1例を経験した。胃角の多発性潰瘍と同時に40mm大の胃石を認めたため,後日内視鏡的に砕石し完全摘除した。結石分析の結果,98%以上がタンニン酸であり柿胃石と診断した。胃石は潰瘍形成及び落下胃石による腸閉塞などの合併症があり,内視鏡的摘除は外科的治療に比べ低侵襲で有用な治療法と考えられた。
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.66.2_66