新型経口胆道鏡を用いた迷入胆管ステントの回収

膵癌を含む膵頭部腫瘍は閉塞性黄疸を発症することが多く, 減黄術として胆管ステントを用いた胆道ドレナージの有効性は多く報告されている. 一方, 膵癌術前化学療法の有効性が示され, 膵頭部病変における黄疸の管理は化学療法継続のため非常に重要な治療と考えられる. しかし, 胆管ステントの有害事象の1つとして迷入があり, その際のトラブルシューティングも重要と考えられる. 今回, 新型経口胆道鏡を用いた迷入ステントの回収が, 有効なトラブルシューティングであったため報告する....

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Veröffentlicht in:胆道 2022/10/31, Vol.36(4), pp.563-564
Hauptverfasser: 倉岡, 直亮, 氏原, 哲郎, 橋本, 哲, 松井, 茂
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:膵癌を含む膵頭部腫瘍は閉塞性黄疸を発症することが多く, 減黄術として胆管ステントを用いた胆道ドレナージの有効性は多く報告されている. 一方, 膵癌術前化学療法の有効性が示され, 膵頭部病変における黄疸の管理は化学療法継続のため非常に重要な治療と考えられる. しかし, 胆管ステントの有害事象の1つとして迷入があり, その際のトラブルシューティングも重要と考えられる. 今回, 新型経口胆道鏡を用いた迷入ステントの回収が, 有効なトラブルシューティングであったため報告する.
ISSN:0914-0077
1883-6879
DOI:10.11210/tando.36.563