5. お口の健康科における3年間の取り組み

【目的】 松本歯科大学病院では, 超高齢社会に適した歯科的プロフェッショナルケアの提供を目標に2008年4月にお口の健康科を開設した. 同科の現状把握と患者の加齢的変化に対するサポートを向上していく一助として, 開設時から2011年3月までの患者推移について調査, 考察した. 【対象および方法】 お口の健康科では, 歯周組織検査, 口腔清掃指導, Scaring&Root Planing, 機械歯面清掃に加えて歯質のトリートメント, 歯肉マッサージ, フッ素塗布を各々患者の口腔内状況に合わせプログラムを組み, 約1時間30分で行っている. 今回, 調査期間中の総患者数, 性別, 年齢,...

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Veröffentlicht in:松本歯学 2011-12, Vol.37 (2/3), p.237-237
Hauptverfasser: 蛯江由季, 岡本成美, 水澤愛, 羽田えりか, 小林加奈, 西窪結香, 中島靖子, 三木学, 武藤昭紀, 吉成伸夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【目的】 松本歯科大学病院では, 超高齢社会に適した歯科的プロフェッショナルケアの提供を目標に2008年4月にお口の健康科を開設した. 同科の現状把握と患者の加齢的変化に対するサポートを向上していく一助として, 開設時から2011年3月までの患者推移について調査, 考察した. 【対象および方法】 お口の健康科では, 歯周組織検査, 口腔清掃指導, Scaring&Root Planing, 機械歯面清掃に加えて歯質のトリートメント, 歯肉マッサージ, フッ素塗布を各々患者の口腔内状況に合わせプログラムを組み, 約1時間30分で行っている. 今回, 調査期間中の総患者数, 性別, 年齢, 年度別来院患者数, 初診時からの再来院率, 来院動機をもとに患者推移を検討し, 歯周組織の臨床的変化を比較した. 【結果】 3年間の総患者数は121名, うち男性44名, 女性77名, 世代別では, 50歳代が最も多く, 年度別来院患者数は, 2008年60名, 2009年81名, 2010年87名であった.
ISSN:0385-1613