可撤性義歯を用いた「臼歯部咬合崩壊への対応」を考える
臼歯部咬合崩壊を放置しておくと,咬合高径の低下,咬合平面の乱れやいわゆる「すれちがい咬合」となるリスクが高くなり,補綴治療の難易度が高くなることは日常臨床でしばしば経験する.一般的にその対応として行われる咬合再構成は,ブリッジやインプラントによる固定性補綴装置による治療が念頭におかれている.しかし,実際の臨床では欠損を含む臼歯部咬合崩壊に対して,可撤性義歯を用いて対応しなければならない場合も少なくない.本稿では,咬合再構成を必要とする症例において,部分床義歯で治療した際の問題点と対応について私見を述べる....
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Veröffentlicht in: | 日本補綴歯科学会誌 2023, Vol.15(1), pp.28-35 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 臼歯部咬合崩壊を放置しておくと,咬合高径の低下,咬合平面の乱れやいわゆる「すれちがい咬合」となるリスクが高くなり,補綴治療の難易度が高くなることは日常臨床でしばしば経験する.一般的にその対応として行われる咬合再構成は,ブリッジやインプラントによる固定性補綴装置による治療が念頭におかれている.しかし,実際の臨床では欠損を含む臼歯部咬合崩壊に対して,可撤性義歯を用いて対応しなければならない場合も少なくない.本稿では,咬合再構成を必要とする症例において,部分床義歯で治療した際の問題点と対応について私見を述べる. |
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ISSN: | 1883-4426 1883-6860 |
DOI: | 10.2186/ajps.15.28 |