審美修復におけるポンティックとそれに関連する歯槽堤の形態について
審美修復において,欠損部歯槽堤に対する処置は避けられないものである.個々の欠損部歯槽堤形態に対応するポンティック基底面形態にはいくつかの種類があり,それぞれの特徴を理解することは,治療結果そのものに大きな影響を与える.ほとんどの欠損部歯槽堤形態は,抜歯後の歯槽骨の吸収により異常な形態を呈しており,それに対する軟組織・硬組織のマネージメントには審美的な結果は得られない.また,抜歯後の歯槽堤の吸収を抑えるための術前診断および治療計画の検討は,その後の治療結果を大きく左右する.審美領域欠損部でのポンティック,および欠損部歯槽堤へのマネージメントに焦点をあて考察する....
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Veröffentlicht in: | 日本補綴歯科学会誌 2016, Vol.8(3), pp.259-266 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 審美修復において,欠損部歯槽堤に対する処置は避けられないものである.個々の欠損部歯槽堤形態に対応するポンティック基底面形態にはいくつかの種類があり,それぞれの特徴を理解することは,治療結果そのものに大きな影響を与える.ほとんどの欠損部歯槽堤形態は,抜歯後の歯槽骨の吸収により異常な形態を呈しており,それに対する軟組織・硬組織のマネージメントには審美的な結果は得られない.また,抜歯後の歯槽堤の吸収を抑えるための術前診断および治療計画の検討は,その後の治療結果を大きく左右する.審美領域欠損部でのポンティック,および欠損部歯槽堤へのマネージメントに焦点をあて考察する. |
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ISSN: | 1883-4426 1883-6860 |
DOI: | 10.2186/ajps.8.259 |