前歯部にラミネートベニアを用いて補綴処置した1症例

症例の概要:52歳の女性.前歯部の審美障害を主訴に来院した.上下顎前歯部歯間離開による咀嚼,発音および審美障害と診断した.上下顎前歯部に陶材によるラミネートベニアを装着した. 考察:上顎前歯部ラミネートベニアは,約12年間,下顎前歯部は,約7年間良好に機能している.適切な咬合関係の保持および接着性レジンセメントの使用が,上下顎前歯部ラミネートベニアの長期安定に寄与したと推察された. 結論:前歯部歯間離開を起こしている症例では,上下顎前歯部ラミネートベニアによる処置が有効であることが示唆された....

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Veröffentlicht in:日本補綴歯科学会誌 2009, Vol.1(3), pp.315-318
1. Verfasser: 小泉, 寛恭
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例の概要:52歳の女性.前歯部の審美障害を主訴に来院した.上下顎前歯部歯間離開による咀嚼,発音および審美障害と診断した.上下顎前歯部に陶材によるラミネートベニアを装着した. 考察:上顎前歯部ラミネートベニアは,約12年間,下顎前歯部は,約7年間良好に機能している.適切な咬合関係の保持および接着性レジンセメントの使用が,上下顎前歯部ラミネートベニアの長期安定に寄与したと推察された. 結論:前歯部歯間離開を起こしている症例では,上下顎前歯部ラミネートベニアによる処置が有効であることが示唆された.
ISSN:1883-4426
1883-6860
DOI:10.2186/ajps.1.315