高フィラー型硬質レジン材料の歯ブラシ摩耗について: 第2報 新規材料の耐摩耗性

目的: 近年, 耐摩耗性の向上を目的として, 従来の歯冠用硬質レジンよりも高密度に無機質フィラーを添加した高フィラー型硬質レジンが開発され, 数々の材料が市販され, 臨床応用されている. 本実験の目的は, 新規高フィラー型硬質レジンの歯ブラシ摩耗について実験を行い, 耐摩耗性について評価を行うことにある. 方法: 当教室が行っている歯ブラシ摩耗試験法で, 吸水量, 摩耗量, 耐摩耗性, 表面粗さの測定を行った. 結果: 1. 吸水量は, Gradia enamel (GE) ≒Gradia dentin (GD)>belleGlass HP enamel (BE)>bellGlas...

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Veröffentlicht in:日本補綴歯科学会雑誌 2001/02/10, Vol.45(1), pp.152-160
Hauptverfasser: 小泉, 寛恭, 大谷, 一紀, 五十嵐, 孝義, 小峰, 太, 齊藤, 仁弘, 西山, 實
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的: 近年, 耐摩耗性の向上を目的として, 従来の歯冠用硬質レジンよりも高密度に無機質フィラーを添加した高フィラー型硬質レジンが開発され, 数々の材料が市販され, 臨床応用されている. 本実験の目的は, 新規高フィラー型硬質レジンの歯ブラシ摩耗について実験を行い, 耐摩耗性について評価を行うことにある. 方法: 当教室が行っている歯ブラシ摩耗試験法で, 吸水量, 摩耗量, 耐摩耗性, 表面粗さの測定を行った. 結果: 1. 吸水量は, Gradia enamel (GE) ≒Gradia dentin (GD)>belleGlass HP enamel (BE)>bellGlass HP dentin (BD) の順に有意 (pBEの順で有意 (pBDの順で有意 (p
ISSN:0389-5386
1883-177X
DOI:10.2186/jjps.45.152