フラットベットスキャナによる自動現像機管理の試み

「1. 緒言」近年, パーソナルコンピュータの発展に伴い周辺機器の発達も目覚ましいものがある. その中でも画像入出力に関するデバイスや画像処理ソフトは低価格, 高品質化が進み, 広く普及しつつあることは周知の通りである. 画像入力デバイスとしてスキャナ, デジタルカメラなどがあげられる. また, スキャナには用途により二つの異なる種類があり, フィルムスキャナとフラットベットスキャナに分けられる. フラットベットスキャナ(以下, スキャナ)は, フィルムスキャナよりも読み取り領域が広く透過原稿ユニットをオプションで取り付けることにより, X線写真やリバーサルフィルム等の透過光により視認するフィ...

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Veröffentlicht in:東北大学医療技術短期大学部紀要 2000, Vol.9 (1), p.29-36
Hauptverfasser: 坂野隆明, 細貝良行, 佐々木正寿, 大石幹雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. 緒言」近年, パーソナルコンピュータの発展に伴い周辺機器の発達も目覚ましいものがある. その中でも画像入出力に関するデバイスや画像処理ソフトは低価格, 高品質化が進み, 広く普及しつつあることは周知の通りである. 画像入力デバイスとしてスキャナ, デジタルカメラなどがあげられる. また, スキャナには用途により二つの異なる種類があり, フィルムスキャナとフラットベットスキャナに分けられる. フラットベットスキャナ(以下, スキャナ)は, フィルムスキャナよりも読み取り領域が広く透過原稿ユニットをオプションで取り付けることにより, X線写真やリバーサルフィルム等の透過光により視認するフィルムをパーソナルコンピュータへ画像データとして取り込むことができる. 一般に画像データは, 画像のサイズ及びフォーマットの種類による圧縮の有無等によりファイルの大きさが決まる. そしてそれらは, 決して小さいものではなくハードウェアにかかる負荷が大きく, 扱いにくいものであった.
ISSN:0917-4435