一般12 齲蝕リスク診査表の臨床への応用 その4

目的:関西小児歯科研究会では日本小児歯科学会が作成した小児歯科診療ガイドラインに示されているリスク判定因子を参考にして独自のリスク診査表を作成してきた. その3ではこれまでの口腔内状況と家庭環境から評価した齲蝕リスク調査で再考を要する項目に検討を加え, 0~2歳, 3歳~就学前, 小学生, 中高生の各年齢別に分けていたものを1つの診査表にまとめ臨床で効率よく使えるものに改良した. 今回は特に診査担当者の各患者に対するリスク感覚と実際の評価との一致性について着目し調査したので報告する. 対象と方法:診査担当者の各患者に対する齲蝕リスク感覚による値と診査表から割り出した点数との一致性を表すために診...

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Veröffentlicht in:小児歯科学雑誌 2010, Vol.48 (1), p.159-159
Hauptverfasser: 松下標, 櫛田雄一, 峰正博, 仲川憲幸, 畦平智友美, 重山文子, 池尾元三朗
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的:関西小児歯科研究会では日本小児歯科学会が作成した小児歯科診療ガイドラインに示されているリスク判定因子を参考にして独自のリスク診査表を作成してきた. その3ではこれまでの口腔内状況と家庭環境から評価した齲蝕リスク調査で再考を要する項目に検討を加え, 0~2歳, 3歳~就学前, 小学生, 中高生の各年齢別に分けていたものを1つの診査表にまとめ臨床で効率よく使えるものに改良した. 今回は特に診査担当者の各患者に対するリスク感覚と実際の評価との一致性について着目し調査したので報告する. 対象と方法:診査担当者の各患者に対する齲蝕リスク感覚による値と診査表から割り出した点数との一致性を表すために診査表の中に(術者の感覚>≒
ISSN:0583-1199