P-5 肢体不自由児施設におけるブラッシング指導の効果

目的:当教室では1978年より, 肢体不自由児施設に週1回出向き, 診療を行っている. それ以外は看護師が口腔ケアを担当しているが, 入所者が重症化したこともあり, 口腔清掃が十分出来ていないのではないかと看護師から相談を受けた. そこで, 看護師とともに口腔ケア方法を改善し, 効果がみられたので報告する. 方法:期間は2007年1月~12月とし, 対象は口腔ケア施行者として病棟看護師21名, また口腔ケア実施・評価対象児は重症心身障害児17名(全員経口摂取可能)とした. 方法は, 期間をIII期(I期:手順・基準の見直し前, II期:歯科衛生士講義後, III期:対策別見直し後)に分けて,...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:小児歯科学雑誌 2010, Vol.48 (1), p.141-142
Hauptverfasser: 市橋豊雄, 宋本政文, 岡野哲, 安村真一, 市橋幸子, 多賀谷正俊, 近藤亜子, 長谷川信乃, 飯沼光生, 田村康夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的:当教室では1978年より, 肢体不自由児施設に週1回出向き, 診療を行っている. それ以外は看護師が口腔ケアを担当しているが, 入所者が重症化したこともあり, 口腔清掃が十分出来ていないのではないかと看護師から相談を受けた. そこで, 看護師とともに口腔ケア方法を改善し, 効果がみられたので報告する. 方法:期間は2007年1月~12月とし, 対象は口腔ケア施行者として病棟看護師21名, また口腔ケア実施・評価対象児は重症心身障害児17名(全員経口摂取可能)とした. 方法は, 期間をIII期(I期:手順・基準の見直し前, II期:歯科衛生士講義後, III期:対策別見直し後)に分けて, 口腔ケア効果を調べた. 評価方法としては, カラーテスターの結果をDebris Index(D.I.)を用いて行った. またII期の歯科衛生士による講義後に, 被検児における現在の口腔ケア状況について調査を行った.
ISSN:0583-1199