P-12 子とも歯科へのMFT(口腔筋機能療法)導入 ―当医院のシステム運用した患児の臨床統計的考察
はじめに:MFT(口腔紡機能療法)は, 指しゃぶりや舌突出癖により生じた口腔周囲筋の不調和を, 舌や口腔周囲筋の訓練により調和のとれた状態に改善し, 咬合状態に良い影響を与える指導法である. 子どもの歯科医療現場においては, 不正咬合治療においてMFTを応用した治療が増加傾向にある. そこで, 今回当医院のMFTトレーニングシステムを2年以上行った患児11名について, 臨床統計的考察を加えたので発表した. 当医院のMFTの流れ: 調査対象及び方法:2002年4月から2004年3月の間に不正咬合治療を希望して当医院を受診し, 不正咬合治療を行った患児のうち, 2年以上当医院のMFTトレーニングシ...
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Veröffentlicht in: | 日本歯科学雑誌 2007, Vol.45 (1), p.180-181 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | はじめに:MFT(口腔紡機能療法)は, 指しゃぶりや舌突出癖により生じた口腔周囲筋の不調和を, 舌や口腔周囲筋の訓練により調和のとれた状態に改善し, 咬合状態に良い影響を与える指導法である. 子どもの歯科医療現場においては, 不正咬合治療においてMFTを応用した治療が増加傾向にある. そこで, 今回当医院のMFTトレーニングシステムを2年以上行った患児11名について, 臨床統計的考察を加えたので発表した. 当医院のMFTの流れ: 調査対象及び方法:2002年4月から2004年3月の間に不正咬合治療を希望して当医院を受診し, 不正咬合治療を行った患児のうち, 2年以上当医院のMFTトレーニングシステムに従ってMFTトレーニングを行った11名(男児0名, 女児11名)であった. 平均年齢は10.1歳. HellmanのDental AgeはIIIA6名, IIIB3名, IVA2名であった. |
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ISSN: | 0583-1199 |