ミュータンス連鎖球菌数と小児の生活習慣の関係について

齲蝕のない3~5歳の小児114名を対象として,Dentocult-SM®strip Mutansテスト(Orion Diagnostica社製)を用い,ミュータンス連鎖球菌数について調べた。また小児の生活習慣に関する15問のアンケートを実施した。そしてミュータンス連鎖球菌数とアンケート項目との関係について数量化理論II類を用い解析した。 さらに上位にランクされた項目についてはχ2検定を用い検討を加えた。 1.Dentocult-SM(R) Strip mutansテストの判定結果の分布は,クラス0は69.3%(79/114名),クラス1は21.9%(25/114名),クラス2は8.8%(10/...

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Veröffentlicht in:小児歯科学雑誌 2002/09/25, Vol.40(4), pp.693-700
Hauptverfasser: 岡崎, 好秀, 宮城, 淳, 堀, 雅彦, 東, 知宏, 中村, 由貴子, 小坂田, 弘子, 紀, 螢, 松村, 誠士, 下野, 勉
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:齲蝕のない3~5歳の小児114名を対象として,Dentocult-SM®strip Mutansテスト(Orion Diagnostica社製)を用い,ミュータンス連鎖球菌数について調べた。また小児の生活習慣に関する15問のアンケートを実施した。そしてミュータンス連鎖球菌数とアンケート項目との関係について数量化理論II類を用い解析した。 さらに上位にランクされた項目についてはχ2検定を用い検討を加えた。 1.Dentocult-SM(R) Strip mutansテストの判定結果の分布は,クラス0は69.3%(79/114名),クラス1は21.9%(25/114名),クラス2は8.8%(10/114名)であり,クラス3は1人もいなかった。 2.以下の項目はミュータンス連鎖球菌数と有意に関係していた。 1)間食の不規則摂取(χ2検定p
ISSN:0583-1199
2186-5078
DOI:10.11411/jspd1963.40.4_693