思春期の顎関節症患者の臨床症状とMRI所見に関する研究

鹿児島大学歯学部小児歯科に顎関節症症状を主訴として来院した8歳から20歳までの男子20名,女子106名の計126名について,臨床症状とMRI所見との関係について評価した。 MRIにて関節円板の前方転位が確認された症例は113名(89.7%)であり,joint effusionが確認された症例は51名(40.5%)であった。 疼痛とMRI所見との関係については,復位を伴わない前方転位群は,正常群および復位を伴う前方転位群と比較して,顎関節部疼痛を認める頻度が有意(p...

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Veröffentlicht in:小児歯科学雑誌 1999/06/25, Vol.37(3), pp.510-516
Hauptverfasser: 福元, 倫子, 奥, 猛志, 福原, 大子, 重田, 浩樹, 末永, 重明, 小椋, 正
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:鹿児島大学歯学部小児歯科に顎関節症症状を主訴として来院した8歳から20歳までの男子20名,女子106名の計126名について,臨床症状とMRI所見との関係について評価した。 MRIにて関節円板の前方転位が確認された症例は113名(89.7%)であり,joint effusionが確認された症例は51名(40.5%)であった。 疼痛とMRI所見との関係については,復位を伴わない前方転位群は,正常群および復位を伴う前方転位群と比較して,顎関節部疼痛を認める頻度が有意(p
ISSN:0583-1199
2186-5078
DOI:10.11411/jspd1963.37.3_510