第一大臼歯の萌出,咬合推移と咬合接触面積および咬合力の変化-第2報経年的採取資料の分析結果について

小児の咬合機能の発達過程を解明する共同研究の一環として,六大学の小児歯科が協力し,下顎第一大臼歯の萌出早期から萌出終了に至る間の経年的な咬合接触状態と咬合による物理的な力の推移に関して,デンタルプレスケールを使用し,6か月毎に計4回の資料を採取し分析し,以下の結論を得た。 1.歯単位で評価した場合,第一大臼歯の咬合面積の推移について5群に分けられ一定した変化を示さなかった。また,この経時的変化を咬合面積と平均圧力,咬合力,最大圧力それぞれとの関係を統計学的に検討した結果,すべてが有意水準P...

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Veröffentlicht in:小児歯科学雑誌 1999/06/25, Vol.37(3), pp.475-481
Hauptverfasser: 舛元, 康浩, 森主, 宜延, 小椋, 正, 永田, めぐみ, 山崎, 要一, 峰松, 清仁, 藤瀬, 多佳子, 早崎, 治明, 中田, 稔, 熊坂, 純雄, 内村, 登, 土肥, 順尚, 赤坂, 守人, 苅部, 洋行, 小方, 清和, 菊池, 進, 中島, 美どり, 宮沢, 裕夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:小児の咬合機能の発達過程を解明する共同研究の一環として,六大学の小児歯科が協力し,下顎第一大臼歯の萌出早期から萌出終了に至る間の経年的な咬合接触状態と咬合による物理的な力の推移に関して,デンタルプレスケールを使用し,6か月毎に計4回の資料を採取し分析し,以下の結論を得た。 1.歯単位で評価した場合,第一大臼歯の咬合面積の推移について5群に分けられ一定した変化を示さなかった。また,この経時的変化を咬合面積と平均圧力,咬合力,最大圧力それぞれとの関係を統計学的に検討した結果,すべてが有意水準P
ISSN:0583-1199
2186-5078
DOI:10.11411/jspd1963.37.3_475