下顎第2乳臼歯埋伏の2症例
著者らは,8歳8ヵ月および7歳5ヵ月の女児において下顎第2乳臼歯が埋伏した2症例を経験した. 2症例ともX線所見によるとEは正常な歯軸のまま顎骨内に埋伏し,症例2では後継永久歯は埋伏乳臼歯の遠心に認められたが,既往歴,家族歴および全身所見に特記事項は認められず,Eの埋伏は局所的原因によるものと思われた. 処置としては,2症例とも埋伏下顎第2乳臼歯の抜歯,5の開窓術を施行し,症例1では床拡大装置,sectional arch,cross elasticを使用,症例2ではブラケットを装着し,パワーチェーンによって咬合誘導を行った....
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Veröffentlicht in: | 小児歯科学雑誌 1993/12/25, Vol.31(5), pp.936-942 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 著者らは,8歳8ヵ月および7歳5ヵ月の女児において下顎第2乳臼歯が埋伏した2症例を経験した. 2症例ともX線所見によるとEは正常な歯軸のまま顎骨内に埋伏し,症例2では後継永久歯は埋伏乳臼歯の遠心に認められたが,既往歴,家族歴および全身所見に特記事項は認められず,Eの埋伏は局所的原因によるものと思われた. 処置としては,2症例とも埋伏下顎第2乳臼歯の抜歯,5の開窓術を施行し,症例1では床拡大装置,sectional arch,cross elasticを使用,症例2ではブラケットを装着し,パワーチェーンによって咬合誘導を行った. |
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ISSN: | 0583-1199 2186-5078 |
DOI: | 10.11411/jspd1963.31.5_936 |