2 中高生ベジタリアンの健康状態―消化器系自覚症状について
米国のSDA(セブンズデーアドベンチスト)の菜食主義者は, 成人病の発症率が低いなどの報告がある. 今回は日本でSDA方式の菜食を行っている広島三育学院の中・高生徒120名を対象にして, 健康面と栄養面について検討を加えた. 健康調査はCMI健康調査を用いたが, 菜食群は一般群(同年齢の大阪在住の生徒)よりも, 消化器系自覚症状が有意に低い結果が認められた. 同時に行った週日連続3日間の食物摂取調査では, 菜食群はナイアシンを除いて各栄養素の摂取量平均値が所要量を越えていた. 一方, 一般群はエネルギー, カルシウム, 鉄が所要量に達しなかった....
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Veröffentlicht in: | 小児歯科学雑誌 1991, Vol.29 (1), p.231-231 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 米国のSDA(セブンズデーアドベンチスト)の菜食主義者は, 成人病の発症率が低いなどの報告がある. 今回は日本でSDA方式の菜食を行っている広島三育学院の中・高生徒120名を対象にして, 健康面と栄養面について検討を加えた. 健康調査はCMI健康調査を用いたが, 菜食群は一般群(同年齢の大阪在住の生徒)よりも, 消化器系自覚症状が有意に低い結果が認められた. 同時に行った週日連続3日間の食物摂取調査では, 菜食群はナイアシンを除いて各栄養素の摂取量平均値が所要量を越えていた. 一方, 一般群はエネルギー, カルシウム, 鉄が所要量に達しなかった. |
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ISSN: | 0583-1199 |