面圧測定シート“プレスケール”を応用した粘膜下浸潤麻酔時の薬液注入圧に関する研究
面圧測定シート"プレスケール"を応用して,小児歯科臨床でおこなわれる粘膜下浸潤麻酔時の薬液注入圧,および注入圧と注入速度との関係について検索した。注入圧は薬液注入時,カートリッジのプランジャーゴムにかかる圧力とした。すなわち,プランジャーとプランジャーゴムの間にはさんだプレスケールに圧力を加え,専用濃度計FPD201を用いて読みとった値を注入圧とした。その結果,次のような結論を得た。 1.粘膜下浸潤麻酔では,薬液注入圧は30kg/cm2未満であった。 2.薬液注入速度は,12×10-3ml/secから28×10-3ml/secの間であった。 3.小児歯科臨床でおこなっている...
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Veröffentlicht in: | 小児歯科学雑誌 1983/06/25, Vol.21(2), pp.209-214 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 面圧測定シート"プレスケール"を応用して,小児歯科臨床でおこなわれる粘膜下浸潤麻酔時の薬液注入圧,および注入圧と注入速度との関係について検索した。注入圧は薬液注入時,カートリッジのプランジャーゴムにかかる圧力とした。すなわち,プランジャーとプランジャーゴムの間にはさんだプレスケールに圧力を加え,専用濃度計FPD201を用いて読みとった値を注入圧とした。その結果,次のような結論を得た。 1.粘膜下浸潤麻酔では,薬液注入圧は30kg/cm2未満であった。 2.薬液注入速度は,12×10-3ml/secから28×10-3ml/secの間であった。 3.小児歯科臨床でおこなっている粘膜下浸潤麻酔時の圧力の範囲では,注入圧と注入速度との間に相関関係はなかった。 |
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ISSN: | 0583-1199 2186-5078 |
DOI: | 10.11411/jspd1963.21.2_209 |