2016年中央手術部統計

2016年の消化器外科における各臓器での入院手術件数は, 食道:39件(11件減少), 胃:266件(16件増加), 結腸・直腸:315件(6件減少), 肝胆膵;141件(13件減少)であり, 胃, 結腸・直腸はほぼ前年並みで, 食道, 肝胆膵は減少していた. 鏡視下手術の件数は, 食道:30件(5件増加), 胃:86件(52件増加), 結腸・直腸:148件(14件増加), 肝胆:17件(9件減少)で, 総数は増加していた. 悪性疾患に対する初回治療としての手術件数は食道:37件(8件減少), 胃:178件(6件減少), 結腸・直腸:213件(10件減少), 肝胆膵:87件(8件増加)で, 肝...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:県立がんセンター新潟病院医誌 2017-09, Vol.56 (2), p.49-57
Hauptverfasser: 會澤雅樹, 神林智寿子, 吉谷克雄, 佐々木太郎, 高橋英明, 横尾朋和, 小林和博, 竹之内辰也, 原浩昭, 佐藤雄一郎, 坂村律生
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:2016年の消化器外科における各臓器での入院手術件数は, 食道:39件(11件減少), 胃:266件(16件増加), 結腸・直腸:315件(6件減少), 肝胆膵;141件(13件減少)であり, 胃, 結腸・直腸はほぼ前年並みで, 食道, 肝胆膵は減少していた. 鏡視下手術の件数は, 食道:30件(5件増加), 胃:86件(52件増加), 結腸・直腸:148件(14件増加), 肝胆:17件(9件減少)で, 総数は増加していた. 悪性疾患に対する初回治療としての手術件数は食道:37件(8件減少), 胃:178件(6件減少), 結腸・直腸:213件(10件減少), 肝胆膵:87件(8件増加)で, 肝胆膵以外の全ての臓器で減少していた. 当院内科等の2次検診で診断された手術適応症例数が減少し, 高難易度手術を要する症例や難治性の進行・再発癌の症例数が増加したことを反映している. 安全性を担保しつつ根治性や術後QOLを高める治療が要求される情勢であり, 一層の技術向上と維持を要する.
ISSN:0549-4788