233. 当院における人間ドック受診後の2次検査の状況報告(アンケートによる)
目的:今まで当院は人間ドック受診者数や, 受診時の満足度に重点を置き, 業務を進めてきた. 平成12年度の便潜血反応陽性者の2次検査, 大腸内視鏡検査受診率は37.8%と低率であった為, これを踏まえ2次検査受診率向上目的に実態調査を行った. 方法・対象:平成13年1月~3月までの人間ドック受診者589名を対象に, 居住地域別2次検査受診率, アンケート法による調査を行った. アンケート法は無記名で郵送または企業訪問にて回収し, 回答項目は, 居住地域, 2次検査受診の有無, 受診場所, 他院での受診理由について調査した. 結果:回収率は60%だった. 居住地域を彦根医療圏, 北部医療圏, 南...
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Veröffentlicht in: | 健康医学 2002, Vol.16 (4), p.561-561 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 目的:今まで当院は人間ドック受診者数や, 受診時の満足度に重点を置き, 業務を進めてきた. 平成12年度の便潜血反応陽性者の2次検査, 大腸内視鏡検査受診率は37.8%と低率であった為, これを踏まえ2次検査受診率向上目的に実態調査を行った. 方法・対象:平成13年1月~3月までの人間ドック受診者589名を対象に, 居住地域別2次検査受診率, アンケート法による調査を行った. アンケート法は無記名で郵送または企業訪問にて回収し, 回答項目は, 居住地域, 2次検査受診の有無, 受診場所, 他院での受診理由について調査した. 結果:回収率は60%だった. 居住地域を彦根医療圏, 北部医療圏, 南部医療圏の3つに分類した. 当院2次検査受診者数は, 彦根医療圏112名, 北部医療圏8名, 南部医療圏14名となった. 地域別の2次検査指示率には有意差はなく, 60%でした. 地域別の当院での2次検査受診率は当院のある彦根医療圏で最も高く49.3%南部41.2%, 北部10.8%だった. アンケート結果での2次検査受診の有無は, 各医療圏とも65%と差は認めませんでした. 受診場所では彦根医療圏で61%が当院で受診しており, 南部で63.6%北部で88.9%が他院での受診だった. 他院での受診理由は, 『遠い』『かかりつけ医がいる』が多かった. 結語:かかりつけ医で2次検査受診する者が多い為, かかりつけ医との連携を密にし受診者が2次検査を受診しやすい環境を整え, 当院として, 情報を次回受診までに収集することが, 重要と考えられる. |
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ISSN: | 0914-0328 |