一日人間ドックと一泊人間ドックにおける新旧糖尿病診断基準による検査成績の比較

1999年5月に日本糖尿病学会(JDS)は,従来の診断基準を17年振りに改定したので,新旧基準の診断能を比較検討した。一泊人間ドックで実施しているブドウ糖負荷試験の結果は,旧基準に比べて新基準では境界型の頻度が有意に少なく,かつ糖尿病型の有所見率には明らかな差が認められなかった。その結果,一日人間ドックとの糖尿病診断の隔差が縮小し,新基準は望ましいスクリーング方法であることを確認した。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:健康医学 2000/08/01, Vol.15(2), pp.158-162
Hauptverfasser: 笹森, 斉, 遠藤, 和弥, 須澤, 満, 太田, 史郎, 矢野, 方夫, 玉置, 和英, 渡部, 紳一郎, 笹森, 典雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:1999年5月に日本糖尿病学会(JDS)は,従来の診断基準を17年振りに改定したので,新旧基準の診断能を比較検討した。一泊人間ドックで実施しているブドウ糖負荷試験の結果は,旧基準に比べて新基準では境界型の頻度が有意に少なく,かつ糖尿病型の有所見率には明らかな差が認められなかった。その結果,一日人間ドックとの糖尿病診断の隔差が縮小し,新基準は望ましいスクリーング方法であることを確認した。
ISSN:0914-0328
2186-5019
DOI:10.11320/ningendock1986.15.158