磁気ビーズ法とカラム法を用いたノロウイルスRNA抽出効率の比較

ノロウイルス陽性患者便, 人為的にノロウイルス汚染したカキおよび流入下水を対象として, カラム精製キット (カラム法) と磁気ビーズ精製キット (磁気ビーズ法) によりウイルスRNAを抽出し, リアルタイムPCR法でウイルス遺伝子を測定することでその効率を評価した. 検体1mlあたりのノロウイルス遺伝子数は, 糞便検体ではカラム法と磁気ビーズ法の間に有意な差は確認されなかったが, カキ検体および下水検体では, 磁気ビーズ法で有意に高かった (P...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:宮城県保健環境センター年報 2019-12 (37), p.35-37
Hauptverfasser: 坂上亜希恵, 神尾彩楓, 大槻りつ子, 佐々木美江, 植木洋, 畠山敬
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ノロウイルス陽性患者便, 人為的にノロウイルス汚染したカキおよび流入下水を対象として, カラム精製キット (カラム法) と磁気ビーズ精製キット (磁気ビーズ法) によりウイルスRNAを抽出し, リアルタイムPCR法でウイルス遺伝子を測定することでその効率を評価した. 検体1mlあたりのノロウイルス遺伝子数は, 糞便検体ではカラム法と磁気ビーズ法の間に有意な差は確認されなかったが, カキ検体および下水検体では, 磁気ビーズ法で有意に高かった (P
ISSN:0910-9293