遺伝子組換えトウモロコシDAS59132の分析について

「1 はじめに」安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシ(DAS59132)のリアルタイム定性PCRを用いた分析法が, 厚生労働省から平成20年6月に示された. 平成20年度に国立医薬品食品衛生研究所が実施した安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシ(Bt10およびDAS59132)の外部精度管理調査に参加し, DAS59132含有トウモロコシ粉末試料およびDAS59132陽性コントロールを入手した. これらの試料を用いて, リアルタイム定性PCRおよび定性PCRによる分析を検討したので, 報告する. 「2 方法」2.1 試料 平成20年度外部精度管理検体(トウモロコシ粉末)および平成18~20年...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:宮城県保健環境センター年報 2009-12 (27), p.101-103
Hauptverfasser: 清野陽子, 遠藤美砂子, 濱名徹
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:「1 はじめに」安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシ(DAS59132)のリアルタイム定性PCRを用いた分析法が, 厚生労働省から平成20年6月に示された. 平成20年度に国立医薬品食品衛生研究所が実施した安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシ(Bt10およびDAS59132)の外部精度管理調査に参加し, DAS59132含有トウモロコシ粉末試料およびDAS59132陽性コントロールを入手した. これらの試料を用いて, リアルタイム定性PCRおよび定性PCRによる分析を検討したので, 報告する. 「2 方法」2.1 試料 平成20年度外部精度管理検体(トウモロコシ粉末)および平成18~20年に実施した買上検査検体(トウモロコシ粒およびトウモロコシ加工品)を試料とした. 平成20年度外部精度管理検体(トウモロコシ粉末)はそのまま, 買上検査検体のうちトウモロコシ粒はフードプロセッサーで均質化したものを調製試料とした. トウモロコシ加工品は木槌等で粉砕し, ポップコーンは3倍量の滅菌精製水を加え, その他の加工品は2倍量の滅菌精製水を加えてフードプロセッサーで均質化したものを調製試料とした.
ISSN:0910-9293