大気中の揮発性有機化合物調査
「1 はじめに」平成8年5月の大気汚染防止法の改正に伴い, 地方公共団体は有害大気汚染物質による大気汚染状況の把握に努めなければならないと定められ, 本県では平成9年10月から県内4地点において有害大気汚染物質のモニタリング調査を開始した. 揮発性有機化合物(以下「VOCs」)は, 優先取組物質であるベンゼン, トリクロロエチレン及びテトラクロロエチレン等の9物質について調査開始当初から測定を行っているが, 優先取組物質以外のVOCsについても県内における濃度分布状況を把握する必要があると考え, 前年度に引き続き調査を行ったので報告する. 「2 方法」2.1 調査地点 調査は次の3地点で行い,...
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Veröffentlicht in: | 宮城県保健環境センター年報 2008 (26), p.128-129 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「1 はじめに」平成8年5月の大気汚染防止法の改正に伴い, 地方公共団体は有害大気汚染物質による大気汚染状況の把握に努めなければならないと定められ, 本県では平成9年10月から県内4地点において有害大気汚染物質のモニタリング調査を開始した. 揮発性有機化合物(以下「VOCs」)は, 優先取組物質であるベンゼン, トリクロロエチレン及びテトラクロロエチレン等の9物質について調査開始当初から測定を行っているが, 優先取組物質以外のVOCsについても県内における濃度分布状況を把握する必要があると考え, 前年度に引き続き調査を行ったので報告する. 「2 方法」2.1 調査地点 調査は次の3地点で行い, 調査区分を括弧内に示した. なお, 前年度調査地点であった塩竃市(発生源周辺)について18年度は休止とした. (1)大河原町 仙南保健福祉事務所(一般環境) (2)名取市 名取自動車排出ガス測定局(沿道) (3)大崎市 古川II大気汚染測定局(一般環境) 2.2 調査期間, 測定頻度 平成18年4月から平成19年3月までの1年間, 月1回24時間試料採取を実施した. なお, 優先取組物質以外の物質については, 庁舎耐震工事のあった9月を除き測定を実施した. |
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ISSN: | 0910-9293 |