大気汚染常時監視データの公開

「1 はじめに」 光化学スモッグ注意報発令など大気汚染緊急時においては, 関係する県・国の機関, 工場事業場及び県民が大気汚染の状況を逐次確認できることが対策を講ずる上で重要である. 大気汚染の状況は保健環境センター大気環境部に置かれた常時監視システムによって監視が行われているが, ここで集められたデータをインターネットを通じてほぼリアルタイムで公開することにより上記の実現を図った. 同時に, 測定局の保守管理を効率的に行うため保守管理受託業者が保健環境センターにダイヤルアップ接続し測定機器の稼動状況や障害メッセージを確認できるシステムも構築した. (ホームページのURL http://ihe.pref.miyagi.jp/telem/) 「2 インターネットによるデータ公開」 大気汚染常時監視システム(以下「システム」)の中央局を構成するコンピュータはLAN(以下「テレメータLAN」)で互いに接続されている.