道路に面する地域における環境騒音測定方法に関する検討(第2報)―騒音測定時間と交通量観測時間について
平成10年9月に改定された「騒音に係る環境基準」において等価騒音レベル(LAeq)が採用され, 平成12年4月に環境庁から示された技術的な助言である「騒音に係る環境基準の評価マニュアル」により測定・評価することとなっている. 現在我々は, 当該マニュアルに定める測定方法の詳細について検討を行っており, 今回は, 除外音の影響, 観測時間に対する実測時間の時間代表性及び1時間交通量に換算するための観測時間について検討を行った. その結果, LAeq, 1hに対して1dB(A)以上のレベル変動を引き起こす要因は突発的に発生する騒音が主であり, 道路端において85dB(A)以上の音であった. また,...
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Veröffentlicht in: | 宮城県保健環境センター年報 2001 (19), p.116-119 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 平成10年9月に改定された「騒音に係る環境基準」において等価騒音レベル(LAeq)が採用され, 平成12年4月に環境庁から示された技術的な助言である「騒音に係る環境基準の評価マニュアル」により測定・評価することとなっている. 現在我々は, 当該マニュアルに定める測定方法の詳細について検討を行っており, 今回は, 除外音の影響, 観測時間に対する実測時間の時間代表性及び1時間交通量に換算するための観測時間について検討を行った. その結果, LAeq, 1hに対して1dB(A)以上のレベル変動を引き起こす要因は突発的に発生する騒音が主であり, 道路端において85dB(A)以上の音であった. また, 観測時間である1時間のLAeqとの差をldB(A)以内にするための実測時間は20分以上必要である. なお, LAeq, 1hに影響を与えない程度の誤差で1時間交通量に換算する場合の観測時間は最低20分間必要であることが判明した. |
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ISSN: | 0910-9293 |