21. 長野県内医療機関の女性医師及び女性看護師への職場復帰支援の現状
「要旨」: 長野県内の医療機関へ女性医師および女性看護師の出産・育児支援への現状と, 育児休暇の取得, 出産・育児休暇からの復職の現状を調査した. 回収率は73.1%(57/78), 女性医師数は平均7.5人, 8割は20~40歳であり8施設は女性医師がいなかった. 女性看護師は平均175.4人, その7割は20~40歳だった. 院内保育施設を有しているのは4割ほどだったが, 当直免除や夜間呼び出しの免除は6割の施設で実施していた. 平成20~22年に育児休暇から復職した女性医師は37施設で0人であり, 女性看護師は11施設で0人だった. 院内保育施設のある医療機関は女性医師の復職がしやすいよ...
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Veröffentlicht in: | 信州公衆衛生雑誌 2012-08, Vol.7 (1), p.60-61 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」: 長野県内の医療機関へ女性医師および女性看護師の出産・育児支援への現状と, 育児休暇の取得, 出産・育児休暇からの復職の現状を調査した. 回収率は73.1%(57/78), 女性医師数は平均7.5人, 8割は20~40歳であり8施設は女性医師がいなかった. 女性看護師は平均175.4人, その7割は20~40歳だった. 院内保育施設を有しているのは4割ほどだったが, 当直免除や夜間呼び出しの免除は6割の施設で実施していた. 平成20~22年に育児休暇から復職した女性医師は37施設で0人であり, 女性看護師は11施設で0人だった. 院内保育施設のある医療機関は女性医師の復職がしやすいようであった. 「A. 目的」女性医師および看護師が出産や育児を経て就業継続するためには, 職場環境, 配偶者, 家族の理解や協力などが大切である. 本研究では, 質問紙を用いて県内医療機関の女性医師と女性看護師の育児休暇取得と復職の現状を調べ, 各施設の実施している育児支援項目との関係を検討することを目的とした. |
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ISSN: | 1882-2312 |