20. 一大学におけるギャンブリングに関する実態調査

学生寮4個所の学生283人を対象にライフスタイル, ギャンブルに対する意識, 経験, ギャンブルへのはまり度を調べた. ギャンブル経験率は疑似ギャンブルでは3割を超えるものもあったが, 他は低い結果であった. 7割以上の被験者がギャンブルに否定的ではないが, 自分がやりたいと思うの割合は低い結果であった(3割未満). GAによるギャンブルはまり度の高い被験者(7点以上)は少なかったが, アルバイト時間が長く, 喫煙率も高かった. 「A. 目的」学生のライフスタイル, ギャンブルに対する意識, 賭博の経験率および頻度, ギャンブルへのはまり度を調査することを目的とした. 「B. 方法」2010年...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:信州公衆衛生雑誌 2011, Vol.6 (1), p.64-65
Hauptverfasser: 柳沢直恵, 朝倉真理, 大家ゆず子, 岡田直也, 佐藤元己, 水木将, 百崎恭平, 津田洋子, 塚原照臣, 野見山哲生
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:学生寮4個所の学生283人を対象にライフスタイル, ギャンブルに対する意識, 経験, ギャンブルへのはまり度を調べた. ギャンブル経験率は疑似ギャンブルでは3割を超えるものもあったが, 他は低い結果であった. 7割以上の被験者がギャンブルに否定的ではないが, 自分がやりたいと思うの割合は低い結果であった(3割未満). GAによるギャンブルはまり度の高い被験者(7点以上)は少なかったが, アルバイト時間が長く, 喫煙率も高かった. 「A. 目的」学生のライフスタイル, ギャンブルに対する意識, 賭博の経験率および頻度, ギャンブルへのはまり度を調査することを目的とした. 「B. 方法」2010年10~11月, 一大学の学生寮4個所を対象とし, 全寮生(283人)を対象に自記式調査票による調査を行った. 質問項目は, ライフスタイル(平均睡眠時間, 食事摂取状況, 部活動/サークルへの所属と活動頻度, アルバイトの有無と頻度, 授業頻度と欠席頻度, 趣味, 飲酒, 喫煙, ストレス, 借金への抵抗の有無, 留年に対する抵抗の有無), ギャンブルに対する意識(してみたいか否か, 許容程度, 身近な人のギャンブル実施度), ギャンブル/疑似ギャンブルの実施頻度(ギャンブル:パチンコ, スロットマシーン, 競馬, 競輪, 競艇, 宝くじ, ナンバーズ, toto)(疑似ギャンブル:麻雀, ルーレット, ビデオポーカー, クレーンゲーム), Gamblers Anonymus(GA)の20の質問を用いたギャンブルへのはまり度, とした.
ISSN:1882-2312