CT画像による内臓脂肪面積測定の有用性について
要旨:内臓脂肪型肥満, いわゆるメタボリックシンドロームが, そのリスクと共に注目され, 関連施設においては, 既に各種対策が進められている事と思われる. 当施設においても, 全ドック受診者に対する腹囲測定と併せ, 2日ドック受診者に対し, CT画像を用いた内臓脂肪面積測定検査を実施している. 特に, メタボリックシンドローム診断の大前提ともいえる"腹囲測定"については, もはや広く一般的であるといえる. 一方, 内臓脂肪面積の測定(CT画像による)には, 手間や被爆の問題など, 多くの対象者に広く実施するには課題が多い. そのような状況下, 腹囲測定だけでは見逃されてしま...
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Veröffentlicht in: | 信州公衆衛生雑誌 2007-08, Vol.2 (1), p.42-43 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 要旨:内臓脂肪型肥満, いわゆるメタボリックシンドロームが, そのリスクと共に注目され, 関連施設においては, 既に各種対策が進められている事と思われる. 当施設においても, 全ドック受診者に対する腹囲測定と併せ, 2日ドック受診者に対し, CT画像を用いた内臓脂肪面積測定検査を実施している. 特に, メタボリックシンドローム診断の大前提ともいえる"腹囲測定"については, もはや広く一般的であるといえる. 一方, 内臓脂肪面積の測定(CT画像による)には, 手間や被爆の問題など, 多くの対象者に広く実施するには課題が多い. そのような状況下, 腹囲測定だけでは見逃されてしまう "隠れ肥満"は, 果たしてどれほど存在するのか? より効果的な診断体制を整える指標とすべく, 当施設におけるデータから検証を行った. 「A. 目的」メタボリックシンドロームの診断基準の一つとなっている"腹囲測定"において"隠れ肥満"の見落としはどれ程であるのか? 見逃しの少ない診断体制を整えることを目的に, CT画像による内臓脂肪面積測定を併せて実施することの意義について検証を試みた. |
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ISSN: | 1882-2312 |