食事記録法における調査日設定の妥当性について
本研究の目的は,7 日間の秤量記録法による食事調査結果をもとに,調査日設定の妥当性について検討することである。大学生29 名,大学院生6 名の計35 名を対象に食事調査を連続7 日間と,その2 週間後の連続4 日間(休日1 日を含む)の計2 回にわたり行った。連続4 日間の食事記録を4日間連続,休日を含めた連続3 日間(平日2 + 休日1 連続),平日の連続した3 日間(平日3 連続),平日と休日の連続した2 日間(平日1 + 休日1 連続),平日と休日の不連続な2 日間(平日1 + 休日1不連続),平日の連続した2 日間(平日2 連続),平日の不連続な2 日間(平日2 不連続),平日1 日間...
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Veröffentlicht in: | 総合健診 2010, Vol.37(3), pp.405-413 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 本研究の目的は,7 日間の秤量記録法による食事調査結果をもとに,調査日設定の妥当性について検討することである。大学生29 名,大学院生6 名の計35 名を対象に食事調査を連続7 日間と,その2 週間後の連続4 日間(休日1 日を含む)の計2 回にわたり行った。連続4 日間の食事記録を4日間連続,休日を含めた連続3 日間(平日2 + 休日1 連続),平日の連続した3 日間(平日3 連続),平日と休日の連続した2 日間(平日1 + 休日1 連続),平日と休日の不連続な2 日間(平日1 + 休日1不連続),平日の連続した2 日間(平日2 連続),平日の不連続な2 日間(平日2 不連続),平日1 日間(月曜日,火曜日,水曜日)ごとに食品群別摂取量と栄養素等摂取量の平均摂取量を算出し,それぞれ連続7 日間の平均摂取量と比較し,調査日設定の妥当性について検討した。その結果,連続7 日間と高い正の相関を示したのは4 日間,3 日間,2 日間で,平日1 日間では高い正の相関は得られなかった。 本研究の結果から個人の習慣的な摂取量を把握するための食事調査日設定として,少なくとも2 日間以上の食事調査日が必要であることが示唆された。 |
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ISSN: | 1347-0086 1884-4103 |
DOI: | 10.7143/jhep.37.405 |