大学, 地方自治体および地域医療機関等と連携した糖尿病の予防

「1 医療分野における連携の意義」 大学は, 「真理の追究」, 「学問の自由」の旗印の下で, 研究, 教育を主体にその役割を果たしてきたが, 近年の大学改革では, 社会貢献が重要な役割の1つとして挙げられるようになった. 平成17年4月, 大阪府立大, 大阪女子大, 大阪府立看護大の3大学が再編統合し, 新たに出発した公立大学法人大阪府立大学の基本方針の中にも, 「知の活用」としての社会貢献の推進が挙げられている. 新大学では, 学部の特性を生かして, 多方面からの社会貢献を図っている. 例えば, 工学研究科, 生命環境科学研究科などの理系研究科は, 企業等との共同研究を行い, 研究成果を生み...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Journal of Rehabilitation and Health Sciences 2005-12, Vol.3, p.35-37
Hauptverfasser: 小松龍史, 今木雅英, 猿渡綾子, 渡辺完児, 小川由紀子, 高橋節子, 矢澤彩香, 吉田幸恵
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1 医療分野における連携の意義」 大学は, 「真理の追究」, 「学問の自由」の旗印の下で, 研究, 教育を主体にその役割を果たしてきたが, 近年の大学改革では, 社会貢献が重要な役割の1つとして挙げられるようになった. 平成17年4月, 大阪府立大, 大阪女子大, 大阪府立看護大の3大学が再編統合し, 新たに出発した公立大学法人大阪府立大学の基本方針の中にも, 「知の活用」としての社会貢献の推進が挙げられている. 新大学では, 学部の特性を生かして, 多方面からの社会貢献を図っている. 例えば, 工学研究科, 生命環境科学研究科などの理系研究科は, 企業等との共同研究を行い, 研究成果を生み出すことにより社会貢献を図り, 総合リハビリテーション学部, 看護学部のような医療系学部では, 地域の住民の疾病を予防し, 健康を増進させ, 地域の保健医療状況を向上させることにより社会貢献を図っている.
ISSN:1348-6756