マイクロバブル炭酸浴のストレスコーピング物質産生効果

「緒言」免疫ストレスを与えられたマウスはそのアナフィラキシーによる死を回避すべく抗ストレス血中脂質を産生する. 水浴ストレスを与えられたマウスはその体力を保全するためにadaptogenicな血中脂質を産生する. さらにマイクロバブル炭酸浴はその血中脂質の産生を増強することが示されている. 我々はマイクロバブル炭酸浴を負荷されたヒトはマウスのアナフィラキシーによる死を回避せしめるadaptgenicな血中脂質を産生するかもしれないと考えた. 本稿において我々は, 健康成人にマイクロバブル水浴を負荷し, 彼らから得られた血中脂質分画をマウスに投与して, それらのアナフィラキシーによる死の回避効果...

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Veröffentlicht in:秋田医学 2017-06, Vol.44 (1), p.45-49
Hauptverfasser: 羽二生稔大, 佐藤真也, 増田豊, 上村佐知子, 長谷川裕晃
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「緒言」免疫ストレスを与えられたマウスはそのアナフィラキシーによる死を回避すべく抗ストレス血中脂質を産生する. 水浴ストレスを与えられたマウスはその体力を保全するためにadaptogenicな血中脂質を産生する. さらにマイクロバブル炭酸浴はその血中脂質の産生を増強することが示されている. 我々はマイクロバブル炭酸浴を負荷されたヒトはマウスのアナフィラキシーによる死を回避せしめるadaptgenicな血中脂質を産生するかもしれないと考えた. 本稿において我々は, 健康成人にマイクロバブル水浴を負荷し, 彼らから得られた血中脂質分画をマウスに投与して, それらのアナフィラキシーによる死の回避効果を検討することにした. 「実験環境, 実験装置および実験操作」「A 検討対象となる血中脂質の分画」「1. 被験者」同意を得た健康成人(女性4名, 男性4名, 年齢21~22 歳)を被験者とした.
ISSN:0386-6106