テキストマイニングを用いた食育評価の考察: シリアルを活用した料理に対する若年女子の思考調査

2005年に食育基本法が制定され、国は国民の栄養摂取状況を改善すべく食育推進基本計画に基づいて食育の推進を提唱している。しかし朝食を欠食する児童や若い世代の割合は増加している現状である。朝食として近年人気があるシリアルを用いた料理を食育に活用するために、若年女性を対象とし思考調査結果をテキストマイニング分析も含め検討を行った。結果としてフルグラ ® を使用した 5品の料理はどれも高評価となった。さらにテキストマイニング法における共起ネットワークの描画より、アイスやパン耳ラスクなどの美味しく簡単な料理は、思考面ではあるが調理への今後の継続性が期待できるが、作業工程に手間がかかる料理では、継続性は...

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Veröffentlicht in:東京家政学院大学紀要 2020, Vol.60, pp.67-82
Hauptverfasser: 辻, 雅子, 綿貫, 仁美, 吉野, 知子, 馬場, 修, 網干, 弓子, 林, 一也
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:2005年に食育基本法が制定され、国は国民の栄養摂取状況を改善すべく食育推進基本計画に基づいて食育の推進を提唱している。しかし朝食を欠食する児童や若い世代の割合は増加している現状である。朝食として近年人気があるシリアルを用いた料理を食育に活用するために、若年女性を対象とし思考調査結果をテキストマイニング分析も含め検討を行った。結果としてフルグラ ® を使用した 5品の料理はどれも高評価となった。さらにテキストマイニング法における共起ネットワークの描画より、アイスやパン耳ラスクなどの美味しく簡単な料理は、思考面ではあるが調理への今後の継続性が期待できるが、作業工程に手間がかかる料理では、継続性は期待できない可能性が明らかとなった。
ISSN:2186-1951
2434-7922
DOI:10.32295/kaseigakuinkiyo.60.0_67