15. 異なる動物種における徐放化骨形成因子の骨再生誘導能の比較

米国では骨形成因子(BMP)を用いた骨再生の臨床応用がすでに行われていが, 多量のBMPが必要とされ, 臨床においてその副作用が懸念されている. そこで本研究では, 徐放化BMPが霊長類において, マウスと同様のBMP投与量で骨形成誘導が可能かどうかについて検討した. その結果, 生体吸収性ゼラチンハイドロゲルからBMPを適切に徐放化することによって, 少ない投与量でも霊長類において骨形成を誘導することができた....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Journal of Hard Tissue Biology 2004-03, Vol.12 (3), p.94-94
Hauptverfasser: 山本雅哉, 高橋佳丈, 山田圭介, 田畑泰彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:米国では骨形成因子(BMP)を用いた骨再生の臨床応用がすでに行われていが, 多量のBMPが必要とされ, 臨床においてその副作用が懸念されている. そこで本研究では, 徐放化BMPが霊長類において, マウスと同様のBMP投与量で骨形成誘導が可能かどうかについて検討した. その結果, 生体吸収性ゼラチンハイドロゲルからBMPを適切に徐放化することによって, 少ない投与量でも霊長類において骨形成を誘導することができた.
ISSN:1341-7649