13. 人工ECM幾何学による骨組織とチタン間の立体結合創製 (2)チタンウエブ外装チタンロッドにおける骨形成
人工ECM幾何学とは, 数ミクロンから数百ミクロンオーダーの生体材料の3次元幾何学的構造に関するサイエンスであり(J Bone J Surg 83-A, S1-105-115, 2001), その応用例に骨とチタンの結合がある. 我々は従来の2次元平面結合に代わる3次元立体結合による結合が可能であり, 従来法よりも利点があることを証明することを目的として, 既に報告した直径50ミクロンのチタン繊維による不織布(チタンウエブ)をチタン円筒表面に真空焼結することに成功した. この方法によって作成したチタンウエブ外装チタンロッド(TWT)をウサギの頭蓋骨穿孔部に埋植した. その結果, 骨とチタンとの...
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Veröffentlicht in: | Journal of Hard Tissue Biology 2003, Vol.11 (3), p.123-124 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 人工ECM幾何学とは, 数ミクロンから数百ミクロンオーダーの生体材料の3次元幾何学的構造に関するサイエンスであり(J Bone J Surg 83-A, S1-105-115, 2001), その応用例に骨とチタンの結合がある. 我々は従来の2次元平面結合に代わる3次元立体結合による結合が可能であり, 従来法よりも利点があることを証明することを目的として, 既に報告した直径50ミクロンのチタン繊維による不織布(チタンウエブ)をチタン円筒表面に真空焼結することに成功した. この方法によって作成したチタンウエブ外装チタンロッド(TWT)をウサギの頭蓋骨穿孔部に埋植した. その結果, 骨とチタンとの間に, 両者が3次元立体結合する層(collaboration zone)が出来ることを示したので報告する. |
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ISSN: | 1341-7649 |