健康教育を軸とした母性・小児・地域看護領域の連携-150人体制での演習の試み

本学部の2年次生(157名)を対象に, 健康教育を軸として, 看護専門領域である母性・小児・地域看護領域の教員が共同して演習形式の授業を行った. この健康教育の演習に対して, 学生の満足度に焦点をあて質問紙調査を行った. その結果, 約8割の学生が, 「とても満足」「満足」と回答し, 3領域での共同演習の形式についても8割以上の学生が「非常によかった」「良かった」と回答していた. それらの理由としては, 「学べた・勉強になった・充実感があった」・「実施した健康教育がうまくいった」・「健康教育について学びが深まった」等が挙げられた. 不満足の理由としては, 「健康教育の実施(発表)がうまくいかな...

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Veröffentlicht in:聖隷クリストファー大学看護学部紀要 2007 (15), p.11-20
Hauptverfasser: 入江晶子, 神崎江利子, 黒野智子, 小出扶美子, 小宮山博美, 鈴木恵理子, 宮谷恵
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:本学部の2年次生(157名)を対象に, 健康教育を軸として, 看護専門領域である母性・小児・地域看護領域の教員が共同して演習形式の授業を行った. この健康教育の演習に対して, 学生の満足度に焦点をあて質問紙調査を行った. その結果, 約8割の学生が, 「とても満足」「満足」と回答し, 3領域での共同演習の形式についても8割以上の学生が「非常によかった」「良かった」と回答していた. それらの理由としては, 「学べた・勉強になった・充実感があった」・「実施した健康教育がうまくいった」・「健康教育について学びが深まった」等が挙げられた. 不満足の理由としては, 「健康教育の実施(発表)がうまくいかなかった」「時間不足・準備不足」などが挙げられた. 全体的には, 看護専門領域が連携しての演習形式の共同授業の有効性が示唆された. 「I. はじめに」本学看護学部は, 2004年4月より定員増が図られ, 入学定員140名となり, さらに2005年度には2年次編入生5名, 2006年度には3年次編入生5名の定員が加わり, 1学年が150名に達する学生数となった.
ISSN:1348-2017